うしおととら（著者藤田和日郎）を語りたい

タイトル：うしおととら

著者：藤田和日郎

出版社：小学館

ジャンル：妖怪バトル系伝記

おすすめ年代：中高生以上

完結済み（全33巻+外伝1巻）

不朽の名作という言葉がぴったりの漫画がこれです。

今、確認したら初版は1990年でした。もう二十八年前の作品という事ですね。もう、そんな時間が経過したのかとしみじみ思います。

だからと言って、この漫画が古いと一瞥もくれないのは、あまりにももったいない。

すでに多くの人が読んでいると思いますが、読んでない人は是非読んで頂きたい。では、どんな人におすすめしたいか、今回はそこに重点を置きたいと思います。

まず、あなたが中学生以上の場合、何も考えないで読んでください。（それで、十分面白いはず）絵が進化し、安定するのは四巻あたりなので、そこまでは読んで欲しいです。個人的には六巻のエピソードがおすすめです。

次に、あなたが青年と呼ばれる年代の場合は、九巻の後半で出てくる秋葉というキャラクターに感情移入しながら読むと物語が五倍は面白くなります。

最後にあなたが、私と同じ中年ならば、感情移入したくなるキャラクターが大変多いので、さあ大変です。紫暮、鏢、徳野らのキャラクターが魅力的すぎるからです。よくよく、考えれば、この漫画はおっさんが読むために書かれたのでは？と疑問を持つほどです。（完全に私の妄想です）

ほんと、少年漫画なのにおっさんがよく出てくる漫画なので、今のおっさんにおすすめです。私も劇中に出てくるカッコいいおっさんになりたかったな～。

では、今後も第一線を走る藤田先生の体を心配して終わりにしたいと思います。