ちはやふる(末次由紀)を語りたい
タイトル:ちはやふる
著者:末次由紀
出版社:講談社
続刊中(2018/11/18現在40巻まで発売中)
ジャンル:競技カルタ
おすすめ年代:中高生以上
この漫画はくくりとしては少女漫画です。ですが、このブログは中年以上の人におすすめする漫画を紹介するためのものです。つまり、この漫画はおっさんが読んでも面白いのです!(個人的主観です)
末次先生の絵柄も連載当時から安定していて、とても読みやすいです。しかも、それから絵柄が進化します。並みの作家ではない証拠だと私は考えています。
内容ですが、カルタです。私はあまりカルタに触れないで生きてきましたので、この漫画を知り、こんな知的で迫力のある世界があるんだなと感心したことを覚えています。
おすすめされても、自分には合わないと思う人もいると思いますが、八巻までは読んで欲しいです。どうしてかというと・・・、私が好きなエピソードがあるからです!
あれを読んで共感できないのであれば、そっと本を閉じてもいいかもしれませんが、あなたが、おっさんならば、25巻のエピソードに泣かないはずはない。と、だけ言っておきましょう。
末次先生もご自身で仰っていることですが、少女漫画にしては恋愛成分が少なめで、そこでアレルギーを持つ男性読者も多いと思います。(実際、私はそうです)しかし、この漫画は違うと断言できます。
なによりも、この漫画がすごいのは、あまり知られてない世界(競技カルタの世界)を読者に伝え、知的好奇心を刺激させるだけでなく、それを広げるほどのパワーを持っていることです。
最後に末次先生のさらなるご活躍をお祈りして終わりにしたいと思います。