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Bバージン(著者山田玲司)を語りたい

 

タイトル:Bバージン

著者:山田玲司

出版社:小学館

ジャンル:ラブコメ

おすすめ年代:思春期を経験したすべての人に

完結済み(全十五巻)

ブコメである。だが、単なるラブコメではない。

二行目で話がそれるのは恐縮だが、私は漫画好きである。その自負がある。しかし、すべての漫画を把握している訳では無い事を了承していただきたい。特に、1980年代以前の漫画には疎い。

疎いのは承知で、この漫画の偉大な所を語りたい。その業績と言ってもいい。

この漫画を読むとしばしば出てくるのが、脳内会議のシーンである。

主人公が色々な人格で、自分の行動を決定するあれである。漫画読みなら、違う漫画で一度は読んだ事があると思う。それを初めて漫画で使用したのが、この漫画ではないかという事だ。もちろん、これは私の考えで、もっと漫画の歴史に詳しい人がこの文章を読んで違う!と思う事もあるかもしれない。その場合はご指摘していただきだい。私の勉強不足である。

だが、それを除いても、この漫画に触発された漫画家は多いと私は思う。ラブコメというジャンルは、古くから確立されていた。しかし、その漫画が登場することにより、後発の漫画がより進化していった。という現象が幾つかある。それが、この作品だと声を大にして言いたい。

違うラブコメ漫画があなたの手元にあるなら、その漫画の発行年を確認し、この漫画を読んで欲しい。この漫画の第一巻の発行年は1991年10月である。私の説が正しいかどうか、確認してほしい。そんな、読み方も漫画の楽しみ方の一つだと私は思う。

最後に山田玲司先生の、その鬼才に惚れたファンである事を公言して終わりにしたいと思います。