ガンダムを創った男たち。(著者大和田秀樹)を語りたい
タイトル:「ガンダム」を創った男たち。
出版社:角川書店
ジャンル:ノンフィクション、といっていいのかな・・・。
おすすめ年代:初代ガンダム好き
完結済み(上下巻)
熱い漫画である。昭和の雰囲気を伝える漫画である。富野由悠季伝説を知る事ができる漫画である。(多少の誇張はあると思うが・・・)
私はガンダムが好きです。と、いっても、ガンダムマニアとは程遠く、ガンオタにも満たない程度ですが。
そんな私がこの漫画を読んで感じたことは、ガンダムというコンテンツの原点を発見したのではないかということです。原点とは、当時のアニメに対しての挑戦です。もっと、言えば反逆とも言えるのかもしれません。私の言葉ではこの巧く表現できないもどかしさも読んでいただけたら、みなわかってくれるのではないかと思います。(あの独特の音がなって・・・)
初代ガンダムにかかわった天才達、そして、富野由悠季という異才のテレビ・映画への勝負!というべき挑戦が伝わる作品です。
内容は大和田先生ワールド全開で全編大笑いしながら、あっというは間に読めてしまいます。しかし、読者は色々と感じることで沈思するでしょう。「ぼうや」じゃなければ・・・ね。
今もガンダムは続いているのも、当時の世間に対して勝負をしかけた天才達のおかげだと知る事ができる貴重な資料漫画にもなっています。
大和田先生の益々のご活躍を祈り、終わりにしたいと思います。